そこにあるパスタの作り方

オリーブオイルとニンニク、鷹の爪。これだけあればとりあえずパスタができます。
幸い私の家の冷蔵庫には冷凍エビとアサリがあった(冷凍エビは冷凍庫ですね)ので、それも入れときました。

まずニンニク2片を微塵切りにします。料理を始めたばかりの頃は、ニンニクという食材が非常にきつい匂いを撒き散らす劇薬で、これから人に会う予定がある場合なんかは以ての外だという思い込みがありましたが(私だけかもしれませんが)、実際使ってみると「1片だとこんなもんか」という感想になりました。
なので妻と私の二人分のパスタを作る際、調味料としてのニンニクは2片入れるようにしてます。

次に鷹の爪。これも2本。真ん中で切り中の種を取り出し、あとは少し細めの輪切りにしていきます。

ここまでできたら沸騰したお湯にパスタを突っ込む。お湯には大さじ1くらいの塩を加えます。厳密には水の量の何%という適量があるみたいですが、面倒なのでザッと。正直塩を入れ忘れても気づかないだろうと思うものの、パスタを茹でるときの動作としてプログラミングされてしまっています。

パスタを茹でている間、フライパンにオリーブオイル大さじ2(くらいの目分量)を入れ、同時にニンニク、鷹の爪を投入、そして火をかけます。
目玉焼きを作るときなんかはまずフライパンに油を敷き火を入れ、十分に温かくなったら卵を入れるので、それと同じくフライパンがあったまったことを確認したのちニンニクを入れたくなるのですが(これも私だけかもしれません)、どうやらそういうものでもないようですね。

ニンニクと鷹の爪の香りがしてきたら、フライパンにたくさんのエビとアサリを滑り込ませ、白ワイン50ccを入れ蓋をして蒸し焼きにします。ここまで調味料は目分量でしたが、なぜかここの白ワインだけはきっちり目盛りで測ってしまいます。
私は冷凍エビを使うので、事前に常温の水に入れ解凍しておきます。また、アサリは50度くらいのお湯に浸し、暗い棚の中に20分ほど置いておき、砂抜きをしておきます。

いい感じにアサリの口が開いてきたら、いい感じにパスタが茹で上がるタイミングです(あくまで私の場合は、ですが)。
茹で上がったパスタを水切りし、おたま一杯くらいの茹で汁と一緒に、エビとアサリが茹るフライパンにインします。厳密にはおたま一杯の茹で汁は先にフライパンに入れ、フライパンの中のオリーブオイルや白ワインと一緒に泳がせた方がいいでしょう。

最後に、フライパンに合流したパスタをトングを使ってまぜまぜし味を馴染ませれば、ボンゴレ(+エビ)ビアンコの出来上がりです。冷蔵庫で眠っているキャベツやアスパラ、ブロッコリーを入れ、申し訳程度にグリーンを取り入れると彩りが良くなります。

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