今日はとあるステッカーをご紹介します。
これです。
恐らく皆さん最初の1〜2秒で、瞬間的かつ直感的に「電車の閉まるドアに手を挟まないように」というステッカーだと感じられたのではないでしょうか。私もそう思っていました。
「ひらくドアに手をひきこまれないように」という一文を見るまでは。
これ、「閉まるドアに注意しろ」ではなく、「開くドアの付け根にある、自動ドアとドア枠の間のスリットに手が巻き込まれないように」という注意喚起なんですよね。
このステッカーを見た瞬間、なぜか閉まるドアに手が挟まる図を想起してしまうのですが、それは恐らくこの何の罪もないのに手を挟まれているカニくんの仕業なんでしょうね。
カニのハサミがもう無条件に「挟む」という情景をイメージさせてしまうので、「開くドアに手が巻き込まれる」というちょっと複雑な事故まで想像が至りませんでした。
このステッカー、私の幼少期に電車で見た記憶があるのですが今は全然見ないんですよね。地域限定なのか、もう廃盤になってしまったのか。子供の頃は特に何も考えずに見ていたのですが、今改めて見ると、ずっと思っていた意味と違うので思わず2度目してしまいました。
という話です。